公開日 2024年03月01日
更新日 2024年03月01日
人・農地プランとは、その名のとおり、集落や地域の「人」と「農地」の問題を解決するための「将来の設計図」です。
高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加などで、農業の展望が描けない集落が増えていることから、集落における農業を持続的に維持・発展させていくために、課題や将来像を共有するために作成するものです。課題を抱える全国の地域で、プラン作成が進められています。
実質化された人・農地プランの作成について
農地中間管理事業の推進に関する法律(平成二十五年法律第百一号)が一部改正され、人・農地プランを真に地域の話合いに基づくものにする観点から、市町村、農業委員会など関係者の参加の下で、集落へのアンケート調査に基づき作成した地図による現況把握を行い、地域の話合いの場において、農業者が地域の現況と課題を関係者で共有し、今後の農地利用を担う中心経営体への農地の利用集積・集約化を進めていくこととなりました。
実質化された人・農地プランの作成手順
人・農地プランに取り組みたい場合は、農政課までお問合せください。
以下の流れが「実質化された人・農地プラン」の作成手順となります。
1.説明会の実施
集落の求めにより、人・農地プランに関する説明会を開催し、人・農地プランの必要性についてご理解いただきます。
2.アンケートの配布
プラン作成に必要な情報を確認するアンケートを配布します。
アンケートは集落の状況や課題を踏まえ、それぞれの集落にあった質問項目にすることができます。
3.地図作成
回答いただいたアンケートをもとに、現在と未来の耕作者の年齢等を反映した地図を作成します。
地図作成については農政課で作成支援いたします。
4.集落内での話し合い
作成した地図を確認しながら集落のみなさまで、将来の集落における農業のあり方や、農地集積の方針について集落全体の共通認識となるよう話し合いを行います。
5.話し合い結果の取りまとめ
話し合いの結果を集落のプラン案としてまとめ、関係機関や有識者によって構成される検討会議へ諮ります。
6.プランの公表
検討会で承認されたプラン案を市ホームページ上に公表します。
7.その後
人・農地プランは、将来の設計図ですので、集落内の状況の変化に応じて見直してください。
例えば、1年に1度程度集落内で現在の状況について話し合っていただき、内容に変更がないかご確認ください。
その結果、変更が必要な場合は、農政課にご相談ください。
人・農地プランについては、農林水産省ホームページにより詳しく掲載されております。
実質化された人・農地プランの作成に向けて
各地域における将来方針の作成につなげていくために、実質化に向けた取組みに係る工程表及び既に実質化したと判断した人・農地プランを次のとおり公表します。
「既に実質化していると判断する人・農地プランの区域」とは、国の示した考え方に基づき、これまで作成された人・農地プランのうち、対象区域内の過半(50%以上)の農地について、貸し借りが特定されているとした区域になります。
「既に実質化していると判断する人・農地プランの区域」は、国の通知により、ホームページ上で公表するよう求められていることから、次のとおり公表します。
実質化された人・農地プランの公表
お問い合わせ
- 会津若松市役所 農政課農業企画グループ
- 電話:0242-23-9973
- FAX:0242-36-7142
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